中堅リーダーコース

一般受講料:25,300円

特別受講料:23,100円

講座コードI12

受講期間4ヶ月

難易度中級レベル

中堅リーダーに求められる役割や基本的能力を学ぶ!

中堅リーダーに求められる役割や基本的能力を学ぶ!

中堅リーダーは、日常業務で重要な役割を果たすことが期待されていますが、その役割は明確に定められているものではありません。

この講座では、中堅リーダーの役割を考え、その役割遂行に不可欠な基本的態度や能力を学びます。これとあわせて、中堅リーダーのキャリア形成プランも考えていきます。

受講対象

  • 事務・営業・技術部門 中堅クラス
    (入社後おおよそ6年前後の方)

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教材構成

使用教材

  • テキスト2冊(本編・研究編)
  • レポート(提出回数4回)

著者

  • 清水 勤(HRDコンサルタント)

カリキュラム

No. 主な項目
1 第1部 自己の立場と役割をつかむ
プロローグ

  • 【事例】「山田君のケース」

第1章 中堅社員としての自覚む

  1. 組織上の位置と役割期待
    1. 組織上は一般職多数グループ
    2. グループによる役割の分化
    3. 中堅社員に共通の役割
  2. 日本的組織における特有の役割
    1. 年功主義による役割設定
    2. 集団的な意思決定
    3. あいまいな仕事の範囲
    4. 上下が一体となった業務遂行
  3. 新しい役割の発生
    1. 企業理念の変革
    2. グループ制組織の状態化
    3. 情報化の進展

第2章 仕事に取組む姿勢と行動む

  1. 会社で働くことの意味
    1. 会社の組織とは何か
    2. 仕事とは何か
      • 【事例】「山藤君のケース」
    3. キャリアをどうつくるか
  2. 役割の把握と状況の把握
    • 【事例】「大野君のケース」
  3. 日常業務遂行の心構え
    1. 実務のベテランとなる
    2. 仕事の進め方の一般的なプロセス
    3. 進行状況の報告
  4. 人や組織とのつきあい方
    1. 先輩との関係づくり
    2. 上司との関係づくり
    3. 関係部門等の人たちとの関係づくり
    4. 後輩との関係づくり

第3章 中堅社員のキャリア・プランむ

  1. ホワイトカラーのキャリア実態
    1. 意図的な“おそいキャリア形成”
    2. 幅の広い専門性
    3. これからのキャリア形成パターン
  2. キャリア選択の姿勢
    1. 仕事は“与えられるもの”と考えない
    2. 自分から仕事を拡充していく
    3. 経験から学ぶ方法を開発する

第4章 仕事の中の問題解決む

  1. 問題解決とは
    1. 中堅社員にとっての問題
    2. 問題そのものの性格
  2. 問題意識と問題発見の形成力
    1. 未達・逸脱問題
    2. 改良・改革問題
      • 【事例】「A社のケース」
    3. 問題形成力重視の意味
      • 【事例】「西川君のケース」
  3. 計画・判断・実行力
    1. 計画力を高める重要ポイント
    2. 判断力を高める重要ポイント
    3. 実行力を高める重要ポイント

第5章 中堅社員のビジネス感覚む

  1. 利益間隔
    1. 利益を生み出す企業活動プロセス
    2. 利益を目標とする考え方と仕組み
    3. 利益をつくりだす着眼点
    4. 効果/費用思考
  2. 市場感覚
    1. マーケット・イン指向
    2. “次工程はお客さま”指向
    3. “自悪他善”指向
    4. 市場感覚による使命の見なおし
  3. 時間感覚
    1. 時間は重要な経営資源
    2. 日常業務の中の時間管理

エピローグ -事例の解説

2 第2部 仕事を遂行し改善する
プロローグ

  • 【事例】「三田君のケース」

第1章 日常業務の効率的遂行

  1. 仕事を管理するPDCAサークルのまわし方
    1. P(PLAN)
    2. D(DO)
    3. C(CHECK)
    4. A(ACTION)
  2. PLAN(計画)の立て方
    1. 計画の次元をつかむ
    2. 仕事の目的をつかむ
      1. 自分の役割
      2. 仕事の目的
    3. 段取りの立て方
    4. 上手な段取りのための知恵
  3. DO(実行)の仕方
    1. 定期的な点検(check)
    2. トラブルの解決(action)
    3. 飛びこみ仕事への対応
      1. 仕事の要素による使い分け
      2. 仕掛り中の仕事の処理

第2章 仕事の改善と創出

  1. 仕事改善の視点
    1. 「能率」と「効果性」との違い
    2. 「システム」の視点
    3. OA化の視点
  2. 業務改善のヒント
    1. 能率の視点
      1. 5W2Hチェック法
      2. 安正早楽の原則
      3. 能率向上6原則
      4. 動作経済の原則
    2. 効果性の視点
  3. 仕事の創出
    1. 自分の役割(機能)を再構築する
    2. 問題解決活動から始める
      1. 問題を発見し形成する
      2. 自分の“課題”を設定する
  4. 仕事はおもしろくする
    1. 仕事は自分からつくり出す
    2. 仕事とのつきあい方を発想転換する
    3. 仕事に取り組む姿勢を考える
    4. 会社と自分との関係を再構築

第3章 仕事の企画と計画

  1. 企画の立て方
    1. 企画とは
    2. 企画の手順
    3. 企画書のつくり方
      1. 企画書のタイプ
      2. 企画書の形式
      3. アピールのスキル
  2. 実行計画の立て方
    1. 行動ストーリー(筋書き)を考える
    2. “危険箇所”を洗い出し対策を講じる
    3. 状況対応型の計画をつくる
  3. 対策の選び方
    1. 意思決定の型
    2. 意思決定の手順

第4章 仕事の実行と問題処理

  1. 点検と処理(check-action)
    1. 異常事態への対応
      • 【事例】「山本君のケース」
      • 【事例】「近藤君のケース」
    2. 問題解決への心構え
  2. クレームへの対応
    1. クレーム解決策
      • 【事例】「藤田君のケース」
    2. クレームの活用法
  3. 実行中のホウレンソウ(報告・連絡・相談)
    1. ホウレンソウの基本
    2. 報告は仕事の「納品書」
    3. 報告には基本要素を含める

第5章 もっていき方の考え方

  1. もっていき方の基本原則
  2. もっていき方の知恵
    1. 全体の状況をつかむ
    2. 働きかけの戦術
    3. 人々を巻きこむ戦術
    4. 臨機応変の対応戦術
    5. 一歩後退二歩全身戦術
    6. “なる”から“する”へ

エピローグ -事例の解説

3 第3部 人と組織の中で働く
プロローグ

  • 【事例】「池内君のケース」

第1章 働きかけの対象としての組織

  1. “組織”を見なおす
    1. “される”から“する”への切り換え
    2. 働きかける対象
    3. 働きかける要因
      • 人事考課制度の定着化
  2. 管理原則の解釈を見なおす
    1. スカラーの原則
    2. 命令一元化の原則
    3. 統制範囲の原則
    4. 専門化の原則
    5. 権限移譲の原則
  3. 人間集団と機能集団
    1. 機能集団としての組織
    2. 人間集団としての組織
    3. 高いコンテクストと低いコンテクスト
    4. これからの組織

第2章 組織に働きかける知恵

  1. 働きかけの範囲とその方法
    1. 働きかけの広さと深さ
      • 【事例】「佐藤君のプロジェクト」
    2. 働きかけのシナリオづくり

第3章 人の心理と組織の運動メカニズム

  1. 人の心理と行動のメカニズム
    1. 人間行動の一般的メカニズム
    2. 欲求活性化のメカニズム
  2. 行動に対する状況の影響
    1. 行動の方程式
    2. 相手の行動の読み方
    3. 集団行動を促す状況
  3. もっていき方の具体的なテクニック
    1. もち出す中味の料理法
    2. もち出すタイミングと手順

第4章 働きかける力の獲得と行使

  1. 組織におけるパワーの獲得
    1. パワーの獲得の重要性
    2. パワーの源泉
    3. パワーの獲得
  2. パワーの行使とリーダーシップ
    1. パワーの行使
      1. 直接的な使い方
      2. 間接的な使い方
    2. パワーとリーダーシップ
  3. 人間関係づくりとコミュニケーションのスキル
    1. 人間関係をよくする態度
    2. よく聴く姿勢とスキル
    3. 人間関係をよくするやりとり
      1. 波長の合った対話(相補的なやりとり)
      2. 波長の合わない対話(公差的やりとり)
      3. 波長が混乱する対話(隠されたやりとり)

第5章 上長の補佐と後輩の育成

  1. 情感の補佐とリーダーシップ
    1. 補佐の役割
    2. 上官と後輩へのリーダーシップ
    3. リーダーシップのタイプ選択
  2. “学び方”の仕組み
    1. コンピタンスの獲得
    2. 学習の原則
      1. 学習への動機づけ
      2. 強化 -習慣化
      3. 模倣 -同一化
      4. 洞察 -トライアル・アンド・エラー
  3. 基本の指導と“機会指導”
    1. 基本の指導
    2. “機会指導”
    3. 共学の機会

エピローグ -事例の解説

4 研究編
時間活用術

  1. 時間をどう生み出すか
  2. 段取りに時間をさく
  3. 小道具をフル活用する
  4. 空き時間を活用する
  5. ライフ・プランを描く

情報収集と活用のスキル

  1. 情報を扱う能力
  2. 生情報をつかむシステム
  3. 情報収集の着眼点

自分の殻の破り方 -自己改革のスキル

  1. 心の四つの窓
  2. 自由に領域の拡大
    1. じぶんを開く
    2. フィードバックを受ける
  3. 自己概念を変える

会議運営術

  1. 会議の機能をつかむ
  2. 効果的な会議の条件
  3. 問題解決会議の進め方
  4. 会議の四つの段階

行事・交際の知識

  1. 一般的に注意すること
  2. 結婚当事者の心得
  3. 同僚や後輩の結婚式での心得
  4. 会社の人の不幸に際しての心得
  5. 関係先の人の不幸に際しての心得
  6. 見舞についての心得
  7. お返しの心得

窮地からの脱出法

  1. 失敗をチャンスに変える
    1. 失敗しなかった人はもろい
    2. 人から学ぶチャンス
    3. 自分の原因を認める
  2. スランプからの脱出
    1. ありのままに生きる
    2. 思い切って環境を変えてみる
    3. 原点にもどってみる

働きざかりの健康管理

  1. 健康管理をチェックする
  2. ストレスへの対応
    1. ストレス対策8カ条
    2. 職場のストレス対策

プレゼンテーションの技術

  1. プレゼンテーションを成功させる条件
    1. 中味(内容)がよいこと
    2. 相手の経験・知識に合わせること
    3. キーワードを強調すること
  2. プレゼンテーションの計画
  3. 中味の料理に知恵をしぼること
    1. コンセプトの明確化
    2. 話しの組み立てはスムーズに
  4. 論点をビジュアルに表現すること
  5. 想定問題集をつくり、リハーサルをすること
  6. 使わざるを得ない状態におくこと

外国語習得法

  1. 英語が基礎能力の時代になった
  2. “語学は道具”と考えること
  3. とにかく聞いてわかるようになること
  4. 使わざるを得ない状態におくこと

アイデアを生み出す法

  1. ヒントの感受性を高める方法
  2. ヒラメキを育てる方法
  3. 目的に意識を集中し360度うろつく

OA機器の活用術

  1. OA化の現状と将来
  2. OA機器の習熟法
    1. OAアレルギーをなくすこと
    2. パソコンソフトを活用すること
    3. 自分用のプログラムを作ること
  3. OA化による文書ファイル

人を説得するスキル

  1. 人が動く状況を読む
  2. その気にさせる話の運び方

会社数字の読み方

  1. 会社の健康状態をつかむ
  2. B/SとP/Lが基本数字
    1. B/Sとは
    2. P/Lとは
    3. “黒字倒産”
    4. 総資本利益率
  3. 事業効率をみる指標
    1. 在庫回転率
    2. 労働生産性
    3. 労働分配率

自己PRの方法

  1. 実力とは人が認めた力のこと
  2. 「やったこと」はそれとなく知らせる
  3. 悪知恵も戦略と割り切る
    1. 上司への印象づけは重点主義で
    2. 上層部とのコネをつける
  4. 人に好かれる努力をする
    1. まず受け入れ、ストロークを与える
    2. 相手を“立て”てやる

ライフ・プラン(生涯設計)の考え方

  1. 人生80年時代のライフ・プラン
  2. 職業キャリアの形成プラン
  3. 中堅社員時代に何か一つはモノにする