設計者のための「製造の基礎知識」

一般受講料: 22,000 円

特別受講料: 19,800 円

講座コード:M37

受講期間:3ヶ月

難易度:中級レベル

設計に携わる方のために、ものづくりの方法をわかりやすく解説します!

ものづくりの基礎をわかりやすく理解できる!

製造業を取り巻く環境は、近年ますます厳しくなっています。
ものをつくれば売れた時代は終わり、海外企業との競争も激しくなっています。また、省資源化への配慮、環境にやさしい設計・製造などへの要求も高まっています。そうした中で、性能・価格、そして環境の面でも、競合他社より優れた製品が望まれています。

製品企画から、要求仕様を満足する製品をいかにつくるかは、設計に携わる部門に課せられた課題です。そこで、要求仕様を満足し、これらの条件を踏まえて優れた製品をつくるには、ものづくりの方法を知っておかなければなりません。

本講座は、設計者が知っておくべきものづくりの方法を、製造の工程順にわかりやすく解説しています。また、少量生産や、型を使った大量生産にはどのような方法があるかなど、生産の数量に適した加工方法も示しています。

学習目標

  • ものづくりの方法を、製造工場の工程順に、また材料の加工現象をもとに、系統的に学習します。
  • 要求仕様に適した材料と、経済的に優れた工作法を選択するポイントを学習します。
  • 部品の完成後、組立・検査の各工程を経て、製品が完成します。これら工程の留意点も学習します。

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教材構成

使用教材

  • テキスト1冊
  • レポート(提出回数3回)

カリキュラム

No. 主な項目
1 第1章 設計と加工の関係

  1. 設計とは
  2. 製品開発の流れ
  3. 設計と生産

第2章 工業材料

  1. 工業材料の分類と加工性
  2. 鉄鋼材料の種類と用途
  3. アルミニウムとその合金
  4. 銅とその合金
  5. その他の非鉄金属とその合金
  6. プラスチック
  7. セラミックス
2 第3章 加工技術の基礎

  1. 工作法(工作法の分類、工作法の精度)
  2. 成形工程に用いられる工作法(鋳造、鍛造・押し出し、せん断・プレスなど、転造、粉末成形、プラスチック成形、金型とプレス機械)
  3. 切断、結合工程に用いる工作法(切断工程に用いる工作法、結合工程に用いる工作法/溶接・接着・ボルトなど)
  4. 除去工程に用いる工作法(切削加工、砥粒加工、特殊加工)
  5. 仕上工程に用いる工作法

第4章 表面処理

  1. 表面処理とは
  2. 表面処理の前段階
  3. 本処理の種類
3 第5章 測定・検査

  1. 測定・検査の目的
  2. 誤差と精度
  3. 測定の実際
  4. 検査の実際

第6章 設計における留意点

  1. 概要設計での留意点
  2. 詳細設計での留意点
  3. 部品レベルの留意点
  4. 材料加工の留意点
  5. 組立てレベルの留意点
  6. 製品レベルの留意点
  7. 保守レベルの留意点