JISにもとづく製図法

一般受講料: 23,100 円

特別受講料: 20,900 円

講座コード:M34

受講期間:4ヶ月

難易度:中級レベル

これは製図について学習できる講座です!

製図の知識を身につけて、キャリアアップを目指す!

「式は理論を伝える言語」であるならば、「図面は技術を伝える言語」です。生産拠点の海外シフトが現実的におきている今、製図の役割はますます重要になってきています。そのため製図に関する知識をつけていくのは、今後の社会を生きていく上で、有利なこととなります。

また、製図についての正しい知識を持って、仕事に役立てていくことは、様々な場面でも有利になります。今後、有利な立場で仕事を行っていきたいのであれば、今こそ製図について学び始めるべきなのです。

本講座は、最新のJIS規格を常に取り込んでいる教材として長年ご好評をいただいております。製図は全ての技術の基本であるため、わかりやすさを追求し、テキストを作成しています。「学びたい!」という気持ちさえあれば、確実に知識が身につくような講座になっています。

本講座で「製図」を学ぶことにより、図面を読み、作図する能力が身につきます。今、製図について学び始め、仕事のあらゆる場面で役立ててみてはいかがでしょうか?

学習目標

  • 図面を読み、製図を作成する能力が身につきます。
  • 最新のJIS規格に基づいた投影法や図形の表し方から、いろいろな図示法までが理解できます。

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教材構成

使用教材

  • テキスト2冊(上・下)
  • トレーニングシート
  • レポート(提出回数4回)

編集

  • 中西 佑二(東京都立工業高等専門学校)
  • 池田 茂(東京都立工業高等専門学校)

カリキュラム

No. 主な項目
1 第1章 製図の基礎

  1. 製図の意義と規格
    1. 製図作成者の心得
    2. 製図の規格
  2. 製図用具と製図用紙
    1. 製図器械
    2. 製図用具の使い方
    3. 製図用紙と図面
  3. 投影法
    1. 製図に用いる投影法
    2. 正投影図のかき方
    3. 等角図とキャビネット図のかき方
  4. 立体の展開図
    1. 円柱の展開図
    2. 角柱の展開図

第2章 図形と寸法の記入法

  1. 図面に使われる線と文字
    1. 線の種類と用法
    2. 文字
  2. 図形の表わし方
    1. 製図に用いる尺度
    2. 図の配置
    3. 断面図示
    4. 特殊な図示
  3. 寸法の記入法
    1. 寸法の単位と角度の表し方
    2. 寸法の表示のし方
    3. 寸法補助記号と寸法補助記号を用いた寸法記入法
    4. 寸法記入の原則
2 第3章 表面性状の図示法及び寸法公差とはめあい

  1. 表面性状の図示法
    1. 表面性状
    2. 表面性状パラメータ
    3. 高さ方向のパラメータ
    4. 横方向のパラメータ
    5. 粗さの参考表示
    6. 表面性状の図示方法
    7. 図面記入方法
    8. 表面性状の要求事項の簡略図示
    9. 表面性状の図示記号の形と大きさ
  2. 寸法公差の記入法
    1. 寸法公差
    2. 寸法公差の記入方法
    3. 普通公美
  3. はめあい
    1. はめあいの種類
    2. IT基本公差
    3. はめあい力式による穴と軸の寸法の表示
    4. はめあい方式の種類
    5. 常用するはめあい
    6. はめあい方式による表示法

第4章 幾何公差の図示法及び材料記号

  1. 幾何公差の図示方法
    1. 幾何公差の種類とその図記号
    2. 幾何公差の示し方と引きだし
  2. 材料記号
    1. 材料記号の構成
    2. 特別な材料記号
    3. 材料の質量計算

第5章 スケッチ方法と製作図の作り方

  1. スケッチの方法
    1. スケッチの目的
    2. スケッチ用具
    3. スケッチする機械の分解・組立て
    4. スケッチの要領
    5. スケッチ図と製作図
  2. 製作図の作り方
    1. 元図のかき方
    2. かくれ線の引き方
    3. 検図
3 第6章 ねじの製図

  1. ねじの基礎
    1. ねじの原理とねじ各部の名称
    2. ねじの種類
    3. ねじの表し方
    4. ねじの図示法
    5. ねじ製図におけるねじの表し方の記入例
  2. ボルト・ナット及び座金
    1. ボルト・ナット
    2. ボルト・ナットのかき方
    3. ボルト・ナットの呼び方
    4. 座金
    5. ボルトのねじ込み深
    6. 小ねじ
    7. 止めねじ

第7章 軸と軸受及び軸継手

  1. 軸・キー及びピン
    1. 軸の図示と寸法記入のし方
    2. キーの種類と形状・規格
    3. ピン
  2. 軸受
    1. すべり軸受
    2. 転がり軸受
  3. 軸継手
    1. フランジ形固定軸継手
    2. フランジ形たわみ軸継手
    3. 自在継手

第8章 歯車の製図

  1. 歯車の基礎
    1. 歯車の種類
    2. 歯車各部の名称と歯の大きさ
    3. 歯形曲線
  2. 歯車の図示法
    1. 平歯車
    2. はすば歯車とやまば歯車
    3. かさ歯車
    4. ウォーム歯車

第9章 ばねの製図

  1. ばねの基本
    1. ばねの機能
    2. ばねの種類
    3. ばね用語と要目表
  2. ばねの図示法
  3. ばねの図示
  4. コイルばね
  5. 重ね板ばね
  6. 皿ばね
4 第10章 溶接継手と管継手

  1. 溶接継手の種類と記号
    1. 溶接継手の種類
    2. 溶接記号
    3. 溶接記号の記入の仕方
  2. 管継手
    1. 管の種類
    2. ねじ込式管継手
    3. 管フランジ
    4. 伸縮管継手

第11章 配管図と油圧・空気圧回路図

  1. 配管図
    1. 配管図の描き方
    2. 配管図示方法
    3. 投影による配管等の表し方
    4. 寸法の表し方
    5. 配管の高さ
    6. 配管のこう配
    7. 配管系統図
  2. 油圧・空気圧回路図
    1. 油圧装置の概要
    2. 空気圧装置の基本構成と空気圧回路図のかき方

第12章 CAD製図

  1. CADシステム
    1. CADとは
    2. CADシステム
    3. CADシステムの発展(CAD/CAMとCAE)
  2. CAD製図
    1. CAD製図に用いる線の種類と用法
    2. CAD製図に用いる文字
    3. CAD製図に用いる投影法
    4. CAD製図における形状の表し方
    5. CAD製図における寸法記入法
    6. CAD製図における図記号
    7. CAD製図における材料表示パターン
    8. CAD製図による作図例