技術者のための「設計製図 勘どころ」
一般受講料: 22,000 円
特別受講料: 19,800 円
講座コード:M36
受講期間:3ヶ月
難易度:中級レベル
設計製図について、広い視点から考える力を養う!
設計製図のポイントを学び、広い視点から考える力を養う。
ものづくり作業における設計製図は、上流の企画・構想を練って概念設計を製図することにはじまり、仕様を決めて基本設計、細部にわたる詳細設計、そして下流の製図に至る全てを含んでいます。
最近は、この作業をCADシステムで行うことが多くなり、特に3次元CADシステムでは対象物の3次元データを用いた強度計算、部品同士の干渉などを行うCAEシステムが普及してきています。試作前に多くの情報を得ることができるようになったため、製図の段階では失敗を少なくすることができるようになりました。
ところが、材料や機械工作法を知らないと思わぬ失敗をすることがあります。材料や機械工作法による最小肉厚はどのくらいか、鋳造、鍛造、溶接、切削加工などの特徴などを知らないと、優れた設計技術者にはなれないと言ってもよいでしょう。
本講座では、製図上の問題、工作法上の問題にわけて失敗しやすいポイントを挙げ、設計製図の勘どころを分かりやすく説明してしてます。また、機械製図では製品の幾何特性仕様(GPS)が重要な事柄として位置づけられていますが、そのことについてもふれていきます。
学習目標
- 設計の流れ・常識について学びます。
- 製図上と工作法上の設計のポイントを学びます。
- 設計製図について、広い視点から考える力を養います。
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教材構成
使用教材
- テキスト3冊
- レポート(提出回数3回)
編集
- 中西 佑二(東京都立産業技術高等専門学校)
カリキュラム
No. | 主な項目 |
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1 |
第1章 設計のプロセス
第2章 工作法のいろいろ
第3章 設計のポイント『鋳造』
第4章 設計のポイント『溶接』
第5章 設計のポイント『塑性加工』
第6章 設計のポイント『切削加工』 |
2 |
第7章 設計のポイント『砥粒加工』
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3 |
第8章 設計のポイント『特殊加工』
第9章 設計のポイント『表面処理』
第10章 これからの設計で留意すべきこと
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