電気通信の工事担任者

アナログ回線(電話回線等)・デジタル回線(光ファイバー等)に接続するための、端末設備の接続および配線工事をする際に必要になる国家資格です。通信事業者には必須ともいわれるこの資格についての説明をしていきます。

電気通信の工事担任者とは?

電気通信の工事担任者は一体どのような資格なのでしょうか?気になる資格の概要や仕事内容、試験の簡単な説明をしていきます。
電気通信の工事担任者について知るならこちら

電気通信の工事担任者 資格取得概要

電気通信の工事担任者の試験について、試験日や受験料、受験資格などを載せています。資格取得に向けた情報を調べるならこちらから。

電気通信の工事担任者 試験過去問

電気通信の工事担任者の試験問題を見るならこちらから。「電気通信国家試験センター」内の試験問題掲載ページを紹介しています。
どのような問題が出るのかを調べる手段にもなります。


資格取得の概要

工事担任者(DD第1種)
更新 断りのないものは平成30年の情報
区分 国家資格
電気通信事業法【総務省】
資格の概要
  • ブロードバンドインターネット、広域イーサ等のデジタルデータ伝送サービスに関わる接続を工事の範囲としています。
  • 電気通信回線の速度(規模相当)並びにサービスのグレード等に応じて、DD第1種~第3種、AI第1種~第3種が設けられています(DD・AI総合種もあります)。
  • DD第1種は,光ファイバを用いた100メガビット/秒を超える高速・大容量の電気通信回線への接続工事など,ISDNを除く全てのデジタル回線への接続工事が対象となります。
受験資格 制限はない
受験者数
(平成29年)
5,086名(DD第1種)
29,061名(工事担任者合計)
合格率
(平成29年)
25.1%(DD第1種)
33.4%(工事担任者合計)
試験の概要
  • 科目は次の3科目
    (1)電気通信技術の基礎
    (2)端末設備の接続のための技術及び理論
    (3)端末設備の接続に関する法規
  • 択一方式(マークシート方式)
願書提出 5月試験:2月上旬~3月上旬
11月試験:8月上旬~9月上旬
試験実施 5月下旬および11月下旬
(全国30数か所,年に2度)
合格発表 5月試験:6月中旬
11月試験:12月中旬
受験料 8,700円
特記事項 科目合格者,一定の資格又は実務経歴等を有する者及び認定学校卒業者等は,申請により試験が免除される科目があります。
問合せ先 (一財)日本データ通信協会
〒170-8585 東京都豊島区巣鴨2-11-1
巣鴨室町ビル6・7階
Tel. 03-5907-6556
URL:http://www.dekyo.or.jp/