ディジタル回路の基礎【レポート郵送添削】

一般受講料:23,100円

特別受講料:20,900円

講座コードE33

受講期間4ヶ月

難易度中級レベル

電気系基礎講座群のひとつ(ディジタル回路)を理解する!

ディジタル技術の基礎から、本格的技術の橋渡しへと発展!

エレクトロニクス技術は、アナログとディジタルに分けることができ、最近は後者のディジタル技術の発達が著しいといえます。
その要因としては、次のようなことが挙げられます。

  1. ディジタル回路は雑音に強い
  2. アナログの精度は実用的にはパーセントまで
  3. 半導体の製造技術が進歩し、多機能・高集積度のディジタル IC が低価格で供給可能となった

(3)に見られるIC技術の進歩と低コスト化によって、アナログのディジタル化が推し進められるようになりました。同時に、ディジタル技術の本流ともいえるコンピュータ技術の発展に貢献しています。

本講座では、これらをふまえて、回路素子のスイッチング動作、スイッチ回路の組合せ、組合せ回路の動作タイミング、 デバイスの種類とその働きなどを学びます。

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学習目標

  • ディジタル回路を設計するための基礎知識が得られます。
  • ディジタル回路を構成する素子が扱えるようになります。

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教材構成

使用教材

  • テキスト2冊(上・下)
  • レポート(提出回数4回)

編集

  • 小林 一夫(元東京都立工業高等学校)
No. 主な項目
1 第1章 回路素子(規格と種類)

  1. 受動素子
    1. 抵抗器
    2. コンデンサ
    3. コイル
  2. 能動素子
    1. トランジスタ
    2. ダイオード
    3. 電界効果トランジスタ(FET)
    4. 集積回路(IC)
    5. その他の半導体素子
    • 自己診断テスト

第2章 回路素子(電気的性質)

  1. 信号波の表わし方
    1. 正弦波信号
    2. パルス波
  2. 受動素子の性質
    1. 抵抗の性質
    2. コンデンサの性質
    3. コイルの性質
  3. RC回路の性質
    1. 微分回路
    2. 積分回路
    3. トリガ回路
  4. 抵抗減衰回路
  5. ダイオードのスイッチング作用
  6. トランジスタのスイッチング作用
    • 自己診断テスト
2 第3章 パルス回路の見方・考え方

  1. 双安定マルチバイプレータ
  2. 単安定マルチバイブレータ
  3. 非安定マルチバイブレータ
  4. 波形操作回路
    1. クリッパ
    2. リミッタとスライサ
    3. クランパ
    4. ゲート回路
    • 自己診断テスト

第4章 ディジタルICの回路

  1. ディジタルICの種類
    1. DTL回路
    2. TTL回路
    3. MOS IC回路
    4. C-MOS回路
  2. 論理図記号
  3. ゲートICの種類
  4. ゲートICの応用
    1. 微分・積分回路の応用
    2. 単安定マルチバイブレータ
    3. 非安定マルチバイプレータ
    4. 水晶発振回路
    • 自己診断テスト
3 第5章 論理回路

  1. 論理代数
    1. 基本論理関数
    2. 論理代数の公理と定理
    3. 真理値表
    4. 真理値表と論理式の関係
  2. 論理式と論理回路
  3. 論理回路の設計
    1. 一致回路
    2. 反一致回路(イクスクルーシブOR回路)
    3. 比較回路(コンパレータ)
    4. 半加算回路
    5. 全加算回路
    6. 入力切換回路(マルチプレクサ)
    7. デコーダ(解読器)
  4. 順序回路
    1. 自己保持回路
    2. フリップフロップ回路
    3. レジスタ(置数器)
    4. カウンタ(計数器)
    • 自己診断テスト
4 第6章 ディジタル回路の応用

  1. インターフェースの概要
    1. 制御システム
    2. パソコンの構成
  2. 0Pアンプ回路
    1. OPアンプの概要
    2. OPアンプの基本的な使い方
    3. OPアンプの応用
  3. A/D、D/Aコンバータ
    1. アナログとディジタル
    2. D/Aコンバータ
    3. A/Dコンバータ
  4. インターフェース回路
    1. CPUインターフェース
    2. D/Aコンバータ
    3. A/Dコンバータ
    • 自己診断テスト