具体例で学ぶ機械のしくみ
一般受講料: 15,400 円
特別受講料: 13,200 円
講座コード:M21
受講期間:2ヶ月
難易度:初級レベル
「機械はなぜ動くのか?」 あなたは答えることができますか?
機械設計の基礎となる骨太の教養を!
私たちのまわりには、さまざまな道具や器具、そして機械があります。これらによって、私たちの生活はたいへん楽になっています。機械の使用者は機械が壊れない限り、その使い方つまりオペレーションだけ知っていれば問題ありません。
機械の中身はブラックボックスにして、INPUT/OUTPUTシステムとして機械をとらえ、入力(操作)と出力(働き)だけに気を使っていればよいでしょう。
しかし、これだけの知識しか持ち合わせていないと、機械が異常な動作をしたり、ましてやストップしてしまったときにはお手上げです。
本講座では、はじめて機械作業に従事する方、また営業部門で機械について学びたい方を対象に、具体例をあげながら機械のしくみをわかりやすく解説しています。たとえば、
- 機械にはどのようなものがあるのか
- 機械はどのような部品や要素で構成されているのか
- 機械はなぜ動くのか
など、身近にある機械や工場で活躍している機械を事例にして学んでいきます。
これらのことは、ある意味では機械を扱う方の常識であるともいえます。しかし、これら基本的な知識を整理しておけば、どんな複雑な機械に対しても、そのしくみを理解できるという応用力が培われること請け合いです。なぜならば、複雑な機械に見えても、実は基本的なしくみの組合せで作られていることがほとんどであるからです。
本講座は、そのような機械に対する素養を育成することを目指しています。
学習目標
- 身の回りにある機械の基本的なしくみを理解する。
- 機械を構成する基本的な部品や要素の働きを理解する。
- 以上の知識を通じて機械とは何かを理解し、営業活動やメンテナンスなどへの応用力をつける。
教材構成
使用教材
- テキスト1冊
- レポート(提出回数2回)
編集
- 朝比奈 奎一(東京都立工業高等専門学校)
- 三田 純義(国立小山工業高等専門学校)
カリキュラム
No. | 主な項目 |
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1 |
第1章 身近な機械のしくみはどのようになっている? (工作機械・事務機械・家庭機械・ロボットなどのしくみ)
第2章 機械を構成する要素はどのようなものがあるか。
第3章 締結の役割を持つ「ねじ」
第4章 さまざまな働きを担う「軸」
第5章 動力を確実に伝達する「歯車」
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2 |
第6章 離れた軸に動力を伝える「ベルトとチェーン」
第7章 回転の断続や停止を行う「クラッチとブレーキ」
第8章 さまざまな動きを実現する「カムとリンク」
第9章 エネルギや衝撃を干渉する「ばね」
第10章 駆動源としての油や空気の圧力利用
第11章 機械のメンテナンスはどうしたらよいか。
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