品質工学入門(タグチメソッド入門)
一般受講料:23,100円
特別受講料:20,900円
講座コードI85
受講期間3ヶ月
難易度初級レベル
品質工学(タグチメソッド)を学んで問題解決をめざす!
便利な品質工学をきちんと理解できていますか?
「品質工学」は田口玄一博士というすぐれた頭脳によって開発された、技術評価の考え方です。田口博士によって開発されたので、「タグチメソッド」とも呼ばれています。現在、我々の周辺で起こっているさまざまな問題の多くは、評価のまずさにあります。つまり、評価が正しく行われれば、問題は起こらないのです。
しかし、多くの場合、その考え方がすばらしいとか、きわだって新しい方法であるというだけで、その考え方の本質が見えていないことがあります。曖昧な評価の元、実際にその考え方が実行されてしまった結果、問題が生じてしまいます。
このような問題を防ぐために考えられたのが、品質工学です。品質工学とは、ものごとを行うに先立って、その考え方や方法があらかじめ適切かどうかをチェックする方法のことです。
品質工学を学べば、設計とか開発のまずさが、製造現場、さらには市場において問題を発生させていることを理解することとなります。また、開発そのものへの評価の強化が必要だと気付かされます。
この講座では、さまざまな立場の技術者が、それぞれの立場から技術の問題について考え、解決のためのヒントをつかんでもらいたいと考えています。最終的な目標としては、誰でも平易に品質工学を利用できるようになることです。
現代は、様々な技術が必要不可欠なものになっています。そんな時代だからこそ、品質工学を学ぶ意義があります。この機会に品質工学について、本講座で学んでみてはいかがでしょうか?
学習目標
- 品質工学を学ぶためには、まず品質工学の考え方を理解する必要があります。次に、その考え方にもとづいて、いかなる方法であるかを学ばなければなりません。方法的には、2乗和の分解という考え方から構成されるSN比と直交表と損失関数を理解しなければなりません。
- 多くの人たちはこの計算方法に気を取られて考え方のほうを忘れてしまいますが、考え方に戻ってみると、それほど難しいことを言っているわけではありません。
- とにかく品質工学を少しでも平易に活用できるようにしようというのが目標です。
教材構成
使用教材
- テキスト1冊
- レポート(提出回数3回)
著者
- 矢野 宏(東京電機大学)
- 鴨下 隆志(明治大学)
カリキュラム
No. | 主な項目 |
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1 |
第1章 品質工学の基礎を理解するために
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2 |
第2章 技術評価のための方法論
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3 |
第3章 製造段階の活用方法
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講座Q&A
Q:どういったことを学習するのですか。
品質工学は技術評価の考え方であり、本講座では、その技術評価について学習していきます。
品質工学は技術評価について、数値化を行い、目に見える形で評価を出していく手法です。その数値化の方法や、実際に活用していけるように学習していきます。
Q:受講するにあたって、どういった知識が必要になりますか。
受講する際に必要な知識というものは、特別にはありませんが、どうしても数式等が多くなりますので、日ごろから計算等を行っている方は、理解するのが早いと思います。
しかし、本講座では、計算等の途中式はできるだけ省略していないので、計算があまり得意でない方でもきちんと理解することができます。